「あれ？さっき言ったのに伝わってない⁈」
結婚相談所の経営者として、婚活カウンセラーとして、きっとそんな経験をした人はいらっしゃるのではないだろうか？
実は自分の言いたいことを100％伝えられることができるの人は非常に少ないのです。
今回のコラムではあなたの言いたいことを伝えられるようになるための手法をいくいつかお伝えしていきます。
あなたの意図はどのようにして伝わるのか
まずはあなたの意図を込めて発した言葉がどのようにお相手に伝わるのかを考えてみましょう。この意図が伝わる理屈が理解できていなければ、ご入会希望の方との面談も伝えたいことが伝わらずにご入会に至らないことが出てきます。つまりこのささやかな基礎知識が無料相談からのご入会率を大きく左右してしまうのです。
自分の言いたいことを100％伝えられることができるの人はほぼいない。と先に記述しました。それにはいくつかの要因があるのだけれど、最も大きい理由はあなたが発した言葉がどのように受け止められるのかは受け止める人次第だからだ。
つまりあなたの言葉を解釈をするのはお相手なので、その人があなたに対してどのような印象を持たれているのかということが、あなたの言葉を解釈するにあたり大きな影響を及ぼすということなのです。
こんなことを言ってしまうと元も子もないけれど、第一印象から今に至るまでに培ってきたあなたの印象が、あなたの言葉が持つ本来の意味に変化を与えるのだということ。
ざっくりとした例えですが、
普段からあなたに対して意地悪なことをしている人があなたに対して利益をもたらしそうなことを言ってきたとしても、あなたはその言葉を信じられないでしょう。例えその言葉が客観的な視点でみても正しいものだとしても、そのお相手からの言葉はあなたに入ってこないのです。
これは極端な例ですが多かれ少なかれ、言葉の伝わり度合いというのはその人との信頼関係で成り立っていると言えるのだと思います。
信頼関係はどうすれば構築できるのか？
どうすれば伝わる言い方ができるのか？ということを勉強すべく本を買ったり調べたりしても、そこに書かれているのは言葉の選び方や話をする順番や表情についてなどの「”今”使う、伝えるためのテクニック」であることが多いのです。
しかしそれでは根本的な解決になりません。
本当に大切なことは築き上げてきた関係性
冒頭での「あれ？さっき言ったのに伝わってない⁈」ということが起こった状況を振り返ってみてください。本日が「はじめまして」の人であったり、これまでの関係性を客観的にみて良好とまでは言えない関係性のお相手に対して感じたものではないでしょうか？
しっかりと信頼関係ができているお相手との場合、このようなすれ違いとか思い違いといったことは少ないのではないでしょうか。
つまり伝えたいことを伝えたい通りに伝えるためには信頼関係の構築が必要だということです。これは初対面であっても同じことが言えます。
いや、実は初対面の時は誰も事前の準備を行なっている人は少ないのですから、初対面の人に対してほどこの信頼関係の構築が力を発揮することはありません。
なぜなら今後の会話の主導権や信頼関係がここで決まってしまうからです。
信頼関係を知る
信頼関係の構築は、言葉で表すことは簡単だけれど具体的な行動としてはなにを行えば良いのでしょうか。
それを考える前に、そもそも信頼関係はどういう要素で構成されているかをお伝えします。なぜこんな面倒なことを…と思われるかもしれませんが、答えの部分だけを知っても結局はあなたの身には付かないので、このように問題点を分解していき理解を深める必要があるのです。
信頼されている人の特徴
まずは信頼されている人の特徴を考えてみましょう。
①あなたに自分の悩みを解決できる知識やスキルを持っている
②約束を守る
③コミュニケーションをとるのがうまい
④相手に配慮することができる
⑤相手に関心を持つ
⑥相手を信用している
⑦話しかけるハードルが低い
といったことが挙げられます。これが全てではありませんが概ねこういった特徴があると覚えましょう。
信頼されるためには
では「信頼されている人の特徴」を踏まえたうえで、あなたが信頼されるにはなにをするべきかを考えてみましょう。
まずは、
①あなたに自分の悩みを解決できる知識やスキルを持っている
ですが、これはあなたが自分だけが勝手に知識やスキルを持っていると思っていても何の役にも立ちません。
その知識やスキルを持っていることを知ってもらう必要があります。初対面であってもそれを理解してもらう方法が、日々の発信です。ブログを含めたSNSでの発信が、婚活中のお悩みを解決するためのヒントや婚活に有益な発信をし続けましょう。
②約束を守る
わざわざ記載するまでもありませんが、信頼や信用を得るためには有言実行が大切です。言ったことと行動に食い違いがあれば信頼は愚か信用さえも得られません。
③コミュニケーションをとるのがうまい
信頼関係の構築はすなわちコミュニケーションスキルの高さと言い換えることもできます。身振り手振りも含めた会話のキャッチボールが気持ちよく行えるかが重要です。
④相手に配慮することができる
こちらも信頼関係の基本とも言えますが、相手の嫌がることを言わないこと。それでもお相手のために伝えなければならないことがある場合は、伝え方や伝える言葉の選択に気を遣えるかどうかです。自分が言われて嫌な言葉は使わないという人間関係構築の基本中の基本です。改めて意識してみましょう。
⑤相手に関心を持つ
自分に関心を持ってもらえず相手の言いたいことだけを聞かされる、そういう相手を信頼することはありません。あなたは良かれと思って言う言葉であっても、そこに相手の心情の理解もなく相手の状況もわからずに話をしても、お相手にはあなたの言いたいことは届きません。むしろあなたの自分勝手さだけが伝わってしまうのです。
⑥相手を信用している
当たり前のことばかり続いてしまいますが、信用しているからこそ信頼関係が構築できるのです。信じられない人を頼ることはないのですから。と言うことはあなたは信じられる人である必要があるという事です。
そしてその信用はお互いに信じられる関係であるということでもあります。
あなたはお相手のことを信用できますか？人を信じられないという人は信用されづらいです。
⑦話しかけるハードルが低い
こちらも当然のことですが、「話しかけないで」というオーラを出している人は近寄りがたい印象を自ら与えてしまっています。そういう人が発する言葉は身近には感じられないので、自分のこととして捉えることはありません。
日々のあなたの態度はどうでしょうか？一度振り返ってみましょう。
伝わる言葉を使っているか？
自分ではちゃんと伝えているつもりでも伝わっていないということは、もしかしたら使う言葉の選択を間違っているのかもしれません。あなたの意図が込められた言葉であっても、その言葉をどのように解釈するのかは受け止める側にあるのです。あなたがどれほど伝わりやすい言葉を使って伝えたとしても、その言葉の解釈はお相手任せになってしまいます。つまりあなたが発する言葉に解釈の余地を含ませていたとしたら、あなたが意図していない解釈を生んでしまうこともあるということです。
そういう事態を防ぐためには、解釈の幅が少ない言葉を選択するべきなのです。
そこであなたがあなたの意図を伝えることができる言葉を使っているかどうかを客観的に調べる方法をお伝えいたします。
ChatGPTを活用しよう！
生成AIであるChatGPTを活用してみましょう。
ChatGPTはあなたに対し忖度はしません。あなたが指示をした言葉通りに回答をくれます。
つまりあなたがお相手に対し解釈の余地がないほど、意図を伝えるのに最適な言葉を選択していればあなたの意図した通りの回答が返ってくるでしょう。
ChatGPTの使いかた
ChatGPTを使う方法を簡単にお伝えいたします。
これはこれまでにChatGPTを使ったことがないという人に対する使いかたの説明ということなので、これまでに使ったことがあるとか活用したことがあるという人はスキップしてください。ChatGPTはスマホのアプリでも使えますが、学ぶために使用するという意図を考えるとパソコンで使用することをお勧めいたします。
1.ChatGPTにログインするまで
①ChatGPTと検索
このURLが一番上に表示されていると思います。
https://chat.openai.com/
左下にある「Log in」（ログイン）をクリックします。
②ログイン方法
ご自身のメールアドレスでアカウントをつくることもできますが、作業の簡略化と使い勝手の良さを考慮して私はGoogleアカウントでログインすることをお勧めしております。
③ChatGPTのホーム画面
画像にあるようにシンプルです。最下段に表示されている「Message ChatGPT_ 」のところに質問を入力すると回答してくれます。
2.ChatGPTに質問してみる
あなたの使う言葉（指示）があなたの意図を正確に反映しているかを確認するために質問するということを忘れずに、質問してみましょう。
①前提を決める
まずはChatGPTに婚活者の役として回答してもらうという立場を伝えます。その上で質問者であるあなたがアドバイスを送る立場であるという前提を記入します。
②アドバイスを送る
あなたが婚活中の方に向けてアドバイスを送ります。あなたの意図を込めた言葉を記載することで、得られる回答から意図が伝わっているかどうかを判断できます。
③回答を読み解く
ChatGPTからの回答を読み解き、自分の意図が伝わっているかどうかを判断します。
上記画像はその様子をスクショしたものです。
ここではよくある簡単な質問でしたので、概ね意図は伝わっている回答だったと思われますが、こういう質問と回答を繰り返すことで、言葉の選び方や表現方法を客観的に見つめ直すことができるようになります。
まとめ
自分ではちゃんと伝えているつもりでも、伝わっているかどうかはあなたの言葉を受け止めるお相手の解釈に依存するものです。
そしてお相手の解釈には
①これまでの信頼関係があなたの言葉の信憑性に多大な影響を与えること、
②あなたの言葉は解釈の余地を与えてはいないか？
を振り返り考える必要があります。
「あれ？なんだか伝わっていないぞ。」と感じたらこれらのことを思い出して実践に活かしてくださいね。
ちなみに私の場合は無料相談に来られる時点で信頼関係の構築ができている場合が多いです。それは無料相談をご利用される方は札幌婚活成功セミナーに参加の経験があったり、私のYouTubeチャンネル【結婚は人生の一部｜津嶋克幸.結婚相談所はなふさ札幌】の視聴者である場合が多いため、私と会っていただく前に既に私に話を聞いてほしいとか私の話を聞きたいと思って無料相談に申し込んでくれるからです。
つまり、
無料相談にお申し込みいただいた時点でお相手には私のことを信頼してくれる土台ができているのです。無料相談に来てくださるということは既に信頼関係ができていると言い換えることもできるのです。
どうすれば事前の信頼関係を築くことができるのか、何を行えば良いのかを真剣にお考えの方はこちらから無料相談にお申し込みください。無料相談をいただいたあなたのこともご相談内容も、完全守秘なので誰にも知られることはありません。安心してお申し込みください。ただし、真剣にお悩みの方のみとさせていただきます。
結婚相談所の集客にお悩みの方へ
なぜ少人数制セミナーなのか
本コラムをお読みくださりありがとうございます。
結婚相談所はなふさ札幌の津嶋克幸と申します。
私は2018年の開業以来、セミナーを開催することで集客を行ってきました。マッチングを伴うイベントの開催は一切せずにセミナーを開催することだけで自社会員様を集客してまいりました。開業から3年半かけてようやく結婚相談所の収入だけで生活ができるようになりました。その手法が【少人数制セミナー開催】なのです。
有料講座のご紹介の記載はございますが、結婚相談所の集客にお悩みの方にとって有益な情報もございますのでぜひ最後までお読みください。
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少人数制セミナーのメリットとデメリット
私が少人数制セミナーを推す理由はデメリットが非常に少ない割にメリットが大きなこと、そして何より再現性が非常に高いことにあります。まずはメリットから見ていきましょう。
◼︎メリット◼︎
①ライバルがいない
WEBで「婚活 セミナー お住まいの地域」で検索してみてください。おそらく結婚相談所のブログや婚活のイベントに絡めた記事が出るくらいで、婚活に役立つセミナーを単体で行なっているところはほぼありません。セミナーを開催し続けると自ずと他社との差別化ができてしまうのです。だから私は同業他社にライバルはいないのです。
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かかる費用は会場を借りる費用と交通費だけ。
あとは自分の時間を費やすだけでセミナーは開催できてしまうのです。
万が一セミナー参加者がいなかったとしても会場費の数千円の出費だけで済むのです。この「少人数制セミナー開催による新規会員獲得」はセミナーを毎月継続して開催し続ける必要があります。だからこそ出費額を含めたリスクが少ないことは重要な項目です。
③セミナー参加者の入会率が高い
他の婚活イベントと違いその場でマッチングを行うわけではありません。そして多数の参加者を募るわけでもありません。
その場でマッチングをするイベントでは、その後の入会につなげる動線をつくるのは困難です。しかしセミナーであればセミナー参加特典として普段は有料で承っている婚活相談を参加特典にすることで、後日「あなたの話をもっと聞きたいです！」という姿勢のご相談者様とお会いすることができます。だからセミナーを行うことで入会面談へ自然と誘導できているのです。
それでもメリットばかりがあるわけではありません。
デメリットも少なからず存在していますので、次にセミナー開催によるデメリットと注意点について記述いたします。
◼︎デメリット◼︎
①セミナー1回当たりの新規会員獲得が少人数である
「少人数制セミナー」と謳っているので、セミナー参加者数は3名未満を目標に開催します。そのため入会見込み客数は毎回1名程度となり今すぐ５名を獲得したいというようなご要望には不向きです。
②入会まで時間がかかる場合がある
セミナーのテーマやあなたの設定したペルソナ像によって変動しますが、私のセミナーでは「婚活が上手くいかずメンタルが落ち込み気味の方」を対象としてとしているため、セミナーに興味を持ってから実際にご参加されるまで平均3か月から6か月ほど時間がかかっています。ということはセミナーを開催してから数ヶ月間はセミナー参加者が０人ということも考えられます。その場合は時間をかけて確実に入会につなげるという姿勢が求められます。
③必ずお金がかかる
会場を借りるためには必ず出費が伴います。わずか数千円とはいえ開催ごとにかかってしまう経費ですので、小リスクではありますがリスクがないわけではありません。
※なぜ少人数制で開催するのか
ここまで話を進めてきましたが、なぜ「少人数制」での開催なのかについてお話します。 私はセミナーに3名以上参加されてしまったらそのセミナーは失敗だと考えております。なぜなら、次項で詳しく説明しますが
セミナー出席→婚活無料相談へ誘導→入会を決める
という動線を設計しているからです。
そのため、セミナー終了間際とか終了後にセミナー参加特典である婚活無料相談にお越しいただく日程を決めることが一番の目的なのです。例えば3名の参加者がいらっしゃったら、セミナー終了後はみんなすぐ帰ってしまいます。参加者の誰か一人が帰ってしまったらみんなそれに合わせて帰ってしまう、そういう空気になるのです。
【無料相談に来てもらうこと】
これがセミナーを少人数で、そして対面で行う理由なのです。
だけどセミナーの講師なんてやったことがないから…
ご安心ください。
あなたが婚活カウンセラーとしてご入会希望の方と面談を行ったことがあるのであれば、それだけで大丈夫。絶対にできます！
なぜならセミナーにご参加いただくのは１〜２名と超少人数なのですから。対面の面談をセミナー会場を借りて行うだけというイメージを持ってくださるとわかりやすいかと思います。
だから再現性が非常に高いのです。
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